第4章 喧嘩
「い、いたいよ…望…」
へへ、ごめんなあって笑いながら
離れる望。
「私もごめん。ちゃんと何が嫌かを
望に言わないで拒絶なんてしちゃって」
望「ええで!のんちゃんな!
めちゃくちゃメンタル強いから!」
「落ち込んでたでしょ」
望「うおう…」
「メンタルやられてるじゃん」
望「ええ〜まあそこはええやん?」
またいつも通りの関係性。
喧嘩なんて、いい事ない。
だけど、気づくことだってあるよね。
望「はーあ、女の子って面倒臭いな〜
いちいち傷つけて楽しいんかな〜」
「楽しいわけないでしょ」
楽しくて傷つけてたら、
その子はサディストもしくは
下衆な性格の子だろうね
望「今日からまた一緒やんな!」
「うるっさ」
望「はー!!幸せや俺ー!」
「うるさい」
望「もう今日死ねるわ!!!」
「うるさい黙って」
横でぴょんぴょんと跳ねながら
嬉しそうに喜ぶ望を見てたら
なんだか私も幸せだと感じたのだった
ーーオマケ!
「さっきダメって言ったじゃん!!!」
望「あーーーー聞こえてへーーん」
「あーー鬱陶しい!!!むかつく!」
望「大体そこに置きっぱするからやん」
「名前書いてたでしょ!?」
望「文字ちっさいねん〜うわ、豆字やん」
「なに豆字って」
望「豆みたいに小さい字〜」
「望にだけは言われたくない!!!」
智「仲直りしたと思ったら…」
流「また喧嘩しとるし」
照「原因は望が菓子食ったことやろ?」
淳「しょーーもなっ」
大「あひゃひゃ、なあ見てぇ〜」
望,私「「うるさい!!来んなあほ!」」
大「えええ…」
智「ばかや」
流「アホすぎやろあいつ」
淳「あほすぎてフォローしようがない」
照「飯食お飯〜」
今日も平和な中間ん家。