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あなたと愉快な仲間たち

第4章 喧嘩






流「〜?起きとるか〜?」


朝やで〜、と入ってきた流星くんが
私の布団をはぐ。


「…学校なんか行きたくない」
流「えーなんでなん?」
「…嫌だから」
流「淳太くんに怒られるで?行こ?」


な?と、頭を撫でる。

私がしょんぼりしてるからか、
流星くんは深く追求はしなかった


流「神ちゃんがご飯作って待っとるから」
「…ん〜…」
流「着替えて下に行こ」



粘る流星くんに負けて、

仕方なく起き上がり制服に着替える。




リビングには大学生の照史くんと、
濵ちゃんが既にご飯を食べていた

崇「おはよ」
照「おはよ〜ご飯出来とるで!はよ食べや!」
「…」

照「あれ?不機嫌?」
流「うーん、なんか拗ねとる」
照「なんやろなぁ」


うーん、と唸る兄達をよそに
無言でご飯を食べる


望「おっはよーーさんっ!」


元気よく起きてきた望は、
いつも通り私にも挨拶をする

「話しかけないで」


それは、

空気をピリつかせるのに
充分な一言であった






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