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あなたと愉快な仲間たち

第15章 独占欲と喧嘩





章ちゃんは私の横で、

これオススメやで、とか
今人気なのはこれやろ!とか


真横で色々言ってくれる。


「ここ種類豊富だね」
章「値段は割と高いけど品揃えはええし、
外国で流行っとるのをすぐ仕入れてくれるし
流行りには乗ってるスーパーなんやで!」
「く、詳しいね」
章「家この近くやしな」

この辺りはマンションが多いから、

章ちゃんはマンション住まいなのかな?



じゃあ、学校まで自転車通学?
少し遠いのに大変だなぁ…


章「僕そろそろ帰るな。」
「え、う、うん」
章「"家の奴ら"が遅なるとうるさいから」


また学校でな〜、と

バタバタ帰っていく章ちゃん。


凄い相変わらずのマイペース…


オススメのもの勧めるだけ勧めて
さっさと帰ってった…



淳「あ、居った。終わった?」
「うん、ある程度。会計に行く?」
淳「神ちゃんそろそろ帰るってメール来たから」


会計済まして帰ろう、

と私の持ってたカゴを取ると
すたすたレジの方へと歩いて行く。


淳「えらい買ったなあ」
「買いだめ。」
淳「すぐ無くなりそうやな」


会計を済ましてスーパーを出たら、

棒付き飴をくわえた流星くんが
スーパーの前に立ってた


淳「…わっ、びっくりした」

まさか流星くんが居るとは思わなかったので
淳太くんもびくっと肩を震わせた。


淳「なんしてんねんお前」
流「暇やから来た」
淳「神ちゃんは?」
流「望と喧嘩しながら帰ったで」

「「喧嘩!?!?」」

流「ハモって仲良しやん、妬くわ〜〜」

ヘラヘラ笑いながら冗談を言う流星くんは
相変わらずマイペースな感じで

帰ろうやと歩き出す。






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