第4章 インテーク
「僕はデニーズのこだわりカレーにします。」
直也はカレーがいいと言っていた。
「へえー直也ってカレー好きなんだな。」
俺は直也に聞いた。
「そうなんですよ。僕はカレー好きでいろんなお店のカレー屋さんを巡るのが好きなんです。」
「おお!」
これにはみんな感心だった。中でも結城がどこのカレー屋さんがおいしかったのか直也に聞いていた。
「俺はハーブ三元豚のおろしとんかつ膳にするよ。それで蓮は決まったか?」
悠人 もメニューが決まりあとは俺だけとなった。
「俺は冷麺風カペリーニと牛カルビごはんにするよ。」
こうしてメニューが決まり店員を呼んでそれぞれが頼むと本題に入った。
「それでさっきの続きだけどジャケット写真は直也に任せて風景画とかCGにしてもらうかだよな。」
俺は思いついてみんなに言った。
「インディーズでみんなを載せるっていうのは難しいのかしらね。」
さやがみんなに意見を求めた。
「じゃあ、僕がCGで作ってくるからよかったらそれでいいかな?」
「賛成!」
こうして直也の一言でジャケット写真については決まった。
「それで曲だけど今まで作った曲が3曲であと3曲入れて6曲になるじゃんか。そのあとはその6曲の中で2曲選んでRMXバージョンが作れたらいいなーって思うんだけど何か意見ある人?」
俺はアルバムに入れる曲数は考えていたのでみんなに聞くことにした。
「いいと思います。」
こうして話は進められていった。
しばらくして料理が運ばれていて食べながら話した。話の中で夏の歌も入れていこうということで話はまとまった。
あーまた作詞しなきゃいけないよな。
「さや、本当に悪いけどまた作曲頼むな。」
俺は申し訳なく思いさやに言った。
「任せといて!蓮もいい歌詞書いてきてね。」
「もちろんさ。」
みんなで食べて話していくうちに段々と歌詞を書く威力が湧いてきた。
「よし!いい曲書くぞ!」
俺達は食べ終わるとお会計は割り勘でデニーズを後にした。