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とある本丸のとある恋物語【刀剣乱舞】
第11章 夢の中でも【長谷部】
【燭台切】
「長谷部くん、おめでとう」
「燭台切、何の事だ?」
「何って…主と晴れて恋仲になったんでしょ?」
「な、何故それを!?」
僕の持つおひつには赤飯。
「長谷部くんの顔みれば…」
顔みれば分かるよ。
僕はそう伝えたかったんだけど…
「鶴丸か!」
こんな事をするのは奴以外に有り得ない!
そう言いながら
「鶴丸国永ぁぁっ!」
鶴さんの名前を叫びながら走っていく。
それからすぐに本丸に鶴さんの声が響き渡った。
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