第6章 やきもちくん【神威】
その私の表情を見た神威が、
また怒りの混じった笑顔を張り付けて、 「また後でね…?夏希?」
と微笑んだ神威に私は可愛いから怖いにスイッチを切り替え
船が大陸に上陸した途端ダッシュで外へ逃げるようにでた。
外に出ると、やはり大勢の天人がいた。 爆撃など無かった。だが銃という武器を何体か持っていて、 最初の方は遠距離攻撃しか出来なかった
銃を持っている奴らが居なくなったのを確認すると、
私は一気に乗り込んだ。
後ろから、「夏希様!」や「危険です!」と言う声がいくつか上がったが、
マジギレしている
神威の方がよっぽど怖い。
そう思いながら
攻撃を開始した。