第18章 《裏》白い恋人【白夜叉】
戦場に着いた時は、もう争いが始まっていた。
程遠い所から坂本さんの声が聞こえる。そしてすぐ近くには高杉さん率いる鬼兵隊の声が聞こえる。
そして私達は、
すぐに大量の天人に囲まれた。
白夜叉「オイ夏希、半分頼めるか。」
夏希「了解!」
と言って天人へと駆け出した。
天人1「ぐはぁぁ!」
夏希「うぉぉ!!」
白夜叉「くそっ…量が多いな…夏希、大丈夫か?」
夏希「ぜーんぜん!銀時さんこそ大丈夫ですか?」
と余裕の表情で戦った。
大量の天人を切り裂いて、
疲れてきたのか肩で呼吸をしている銀時さんがいた。
そして私も、そろそろ疲れてきた。
天人は、
戦略を変えたのか、銀時さんばかりを狙うようになった。
白夜叉「クソッ…!」
でも銀時さんは、
焦ること無く天人を切り裂いていった。
すると遠くに、
何か光る物を持った天人を見た。
ーーなんだろう、あれ。