第2章 蕾
駅前のラーメン屋さん
そこでお昼を食べた
すばる「お前意外と食うなぁー」
『めっちゃお腹空いててんもん』
すばる「割り勘やぞー」
『知ってるし』
食事を終え、店を出て財布を出そうとしたら
すばる「アホ。ええよ。」
『でも・・・』
すばる「ええって」
『ごちそうさまです』
すばる「今日は、夕方には帰れよ。」
『うん・・・』
すばる「また来てええから。てか、来い」
『え?』
すばる「掃除・・・俺、嫌いやねん。な?」
『うん・・・』
すばる「あ、てか。俺に電話して?」
『うん・・・』
言われるがまますばるくんに電話をかけた
すばる「登録しとくわ」
『あっ・・・うん』
すばる「もうこれで俺の彼女ってことな?」
『えっ?』
すばる「あぁー買い物したいから行こかー」
あたしの手を掴み歩き出した
強引やけど
あたしは、すばるくんが好き
ほんまにそう思った
夕方まで買い物して
あたしは、電車に乗って家に帰った
駅に着いて
すばるくんからの着信
『もしもし』
すばる「ちゃんと家帰ったか?」
『今、駅着いた』
すばる「ほなええわ。また来いよ。」
『うん・・・ありがとう』
すばる「ほなな」
あたしは、すばるくんが好きで好きで
気持ちだけは、止まらんかった