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第2章 蕾






あたしは、気まずくなって部屋を出ようとした




すばる「好きや。お前が」


『え・・・』


すばる「あかん?」




あたしの返事を待たずして、すばるくんはあたしを抱きしめた




あたしもすばるくんの背中に手を回した





すばる「言うてもた・・・」


『え?』


すばる「なんもあれへん・・・」


『ん?』


すばる「親に連絡しとけよ。風呂入るか?」


『そんなん・・・恥ずかしいし・・・』


すばる「アホか。入って来い」


『はい。』





あたしは、お風呂に入った



すばるくんの服を借りて出た




すばる「俺も風呂入って来るわ。勝手に出て行くなよ?」


『そんなことしやんし』


すばる「覗きに来るなよ?来たら押し倒すで?」


『もっとしやんわ!!』




あたしは、髪を乾かして

手持ちの化粧品で軽く化粧をした






しばらくしてすばるくんが、出て来た




『ちょっと!!』


腰にタオルを巻き出て来た




すばる「ええやんけ。俺んちやもん」


『はい・・・』



すばる「ウソ。パンツぐらい履いてるわ。」



そう言ってクローゼットをごそごそして着替えてた




着替えてあたしの真後ろに座ってあたしを足で挟んだ




すばる「あぁー。したいなぁー・・・」


『ちょっ・・・』


すばる「ゲーム」


『え?』


すばる「ウソ。飯行こう」


『うん・・・』



着替えて、外に出た



すばるくんは、あたしの手を繋いで言った


「ええな」


聞き返したけど、「何もない」って言われた






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