第3章 咲
気付いたらすばるくんとの関係も1年が経とうとしてた
Xmasも終わり新年を迎えようとしていた
すばる「あー今日から休みやーーー。金あったらハワイでも行くのになぁー」
『いいなぁー。結婚式ハワイがいいなー』
すばる「ほんまやなぁー。俺も20歳なってもう大人やしなー」
『あたしもあとあとちょっとで卒業やし!!仕事ももうすぐ決まりそうやし』
すばる「お前もアパレルやろ?」
『うん!!すばるくんに負けへんぐらいオシャレになるねん』
すばる「ジャンルちゃうやん。」
『そやけど・・・でも、楽しみーいっぱい働いてお金貯めて・・・結婚式して子供は、3人がいいなー』
すばる「そやなー。頑張ろかー」
気付いたら年を越して
朝を迎えてた
今年もすばるくんといっぱい思い出作りたい
あたしの願いは、それだけ
日の光で目が覚めた
『もう朝やん・・・すばるくん・・・?』
周りを見渡しても、トイレもお風呂も・・・
どこを探してもすばるくんは、居てへんかった
携帯を鳴らすと・・・
すばる「んー?」
『どこ!?どこいてんの!?』
すばる「おせち買いに来た」
『へ?』
すばる「正月やん」
『そっか・・・ありがとう』
しばらく待つと、すばるくんが帰って来た
あたしは、すばるくんに抱き付いた
『ビックリしたやん・・・』
すばる「あけましておめでとうさん」
『あけましておめでとう・・・今年もよろしくお願いします』
すばる「毎年、こんなんやろな・・・」
『うん・・・』
すばるくんと一緒におせち食べて、初詣に行った
今年もいっぱい笑うぞーーーー!!