• テキストサイズ

Life

第3章 私の本丸だ



音のする方へ近づいてみると、屋敷と繋がった蔵にたどり着いた。

開けっぱなしの戸から何かを引き摺ったような細い跡が続いていた。

ここは……確かあの男が刀を保管していた蔵だったかな?

中を除くと数本の刀が壁に飾られ、それ以外の刀は無造作に傘立ての要領で詰められていた。

仮にも付喪神を降ろした刀をよくまぁこれ程無下に扱えるものだ。

/ 34ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp