第3章 「秋」~すれ違い~
ひま「あ、あのさ、太陽君!」
2人で帰り道を歩いている時、私は言った。
太陽「何?」
ひま「あ、あの…、えっと…私と…ゴニョゴニョ…」
私はあの時、言おうとした一言を言おうとした。
太陽「ぷっ、なんだよ!はっきり言えよ!」
太陽君は笑いながら言った。
ひま「く、クリスマスなんだけど、私とどこか行かない?あ、あと、よかったら初詣も…。」
言えたーーー!!
私は心の中でガッツポーズをした。
太陽「クリスマス?いいぜ、どこに行きたいんだ?」
ひま「ほ、本当にいいの!?やったーー!んじゃ、ごはん食べに行こうっ!」
私は太陽と一緒に、どこかに行けるのがとても嬉しくて、とび跳ねた。
太陽「初詣も一緒に行けるといいな!」
太陽はニッと笑いながら言った。