• テキストサイズ

ひまわりと太陽

第2章 「夏」~想い~


「♪~♪♪…」

ヘッドホンから流れてくる音楽は、やわらかい音色だった。
思わず、目を閉じてリズムを刻んでしまうほど、私は夢中になった。

ひま「すごい…。この曲を完成させるために、太陽君はずっと練習してきたんだな…。」

私の脳裏に、太陽君と初めて会った時のことが浮かんだ。

「あの時から、太陽君の弾くギターに惹かれていたんだ」

私はそう思った。



気がつけば私は必死に、歌の練習をしていた。
いつもは短気で飽きっぽい私だけど、今回は違う。

「太陽の役に立ちたい。」

そう思うようになっていた。



/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp