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絶対零度 オリジナル夢小説

第6章 第5話





井沢は狂気に満ちた表情をし、手を震わせながら拳銃を木村の頭に向けた。


井沢「 お前みたいなクズが何故ノウノウと生きてる、何故だ…何故なんだ!!「 ダメ!!! 」



井沢が銃を打とうとした瞬間、何者かが大声で止めた。








井沢「 ほ、しの…くん 」




帰ったはずの愛莉だった。





「 拳銃の音がしたから…
もしかしたら、井沢さんが…一線を越えてしまうのではないか、って、わたしの為に… 」



愛莉は井沢の手を握った。



「 こんな奴の為に、人殺しにならないで 」



愛莉は涙を流しながら井沢を真っ直ぐに見つめた。




井沢はゆっくりと愛莉の手を放させて拳銃をポケットにしまった。


そして木村の胸ぐらを掴んだ。



井沢「 殺されたくなかったら辞職して罪を自ら償え 」


木村「 わ、わかった 」


木村が激しく頷くと井沢は掴んでいた胸ぐらを乱暴に解放して愛莉の肩を抱きながら木村の家を後にした。



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