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【イケメン王宮】星の導きのままに。

第10章 浄夜【R-18】



ベッドに横たわったイリアの衣服を全てはがすと
ジルは自らの衣服も脱ぎ始めた。

ベルトの金属音が響いた後、現れたジルのそれは

はちきれんばかりに猛々しく反り返っていた。


「ジル、様……」


広がるブルネットの髪。
潤んだ榛色の瞳。


「イリア、お願いをしてもよろしいですか」

「……?」


ジルは少し照れたように顔を赤らめ視線を外した。


「二人きりの時だけでかまいませんから……様をつけないでいただけませんか……??」

「……えっ?」

意外なお願いごとに
イリアは目を見開く。

「よろしいのですか……?」

「はい」

「……わ、わかりました」

ジルは満足げに微笑むと、イリアの内腿を軽く開き、足をかかえた。

そして、目線を落とすと

蜜の溢れたイリアの中心へ、いきり立った己をまっすぐ貫いた。

「……んあぁぁっっ!!!」

イリアの身体が一気に反り返る。


白い身体が弓なりになって

美しい曲線を描く。



「イリア……イリア」

名前を呼びながら、ジルは律動を深めていく。

「あっ…ああぁっ……」

最奥を突かれるたびにイリアの口から啼き声が漏れだす。



ジルの身体がイリアに覆いかぶさり

肌と肌が直接触れ合う。

ジルは汗ばみ熱を帯びた身体を

分け合うようにイリアに触れた。


「イリア……」

深紫の瞳は、まっすぐ見つめながら律動を重ねた。

「……ジル」

榛色の瞳は、遠慮がちに、でもまっすぐそう答えた。

その言葉に、ジルの中心が更に熱くなった。


「……ああ…イリア」

ジルはイリアの唇を再び奪った。

「…んんっ……んっ」

律動は止まらない。

解放された唇からは、愛おしい人の名前が漏れだす。

「……ジル…ジル」

愛おしいその声が自分の名前を呼び続けることに
ジルは甘く酔いしれるように強く突いた。

「あぁっ……ジル……イッちゃう……だめ…」

「イリア……私も…です……」

ジルはそのまま律動を加速させて


これまでの思いを全て吐き出すように
己の欲をイリアの中へ全て放った。




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