第6章 王宮へ【R-18】
「………」
いつもより熱めのシャワーが降り注ぐ中
シドはイリアの身体を激しく求めた。
「……んっ……んふ……」
いつかの路地裏での口づけなど比べ物にならないほど
深く、かみつくように、何度も角度を変えてついばまれる。
「……イリア」
滅多に名前を呼ばないシドが、掠れた声で呼んだ。
「シド……」
唇は首筋に寄せられ、そのまま胸元へ、
赤い花びらを散らしてゆく。
「……ぁっ……シド……ぁんっ…」
花びらが散らされるたびに、吐息混じりの声が漏れる。
シドの勢いが強すぎて
イリアは壁のタイルに身体を押しつけられる。
背中に冷たい感覚が走るが
すぐに慣れて、身体がほてっていく。
シドは胸の頂を強く吸ったり、舌で転がしながら
下腹部の奥へ指を忍ばせた。
「…ひぁっ……あぁっ……んっ……」
絶えず流れるシャワーの中でも
蜜壺から溢れる蜜ははっきりとわかる。
やがてシドはバスタブへイリアを腰かけさせると
両腿を思いきり開いた。
「いやっ……シド……」
「………るせぇな」
明るいバスルームの中で煌々と照らされた秘部が
シドの目と鼻の先にある。
さすがに恥ずかしい。
「シド…だめ……」
シドは何も言わずにそのまま蜜壺へ、とぷりと舌を入れた。
「ああぁっ!!!」
叫び声にも近い声が出てしまい、イリアの身体が大きく反り返った。
「やぁぁっ……ああっ……あっ…ああっ……」
イリアの中心の蕾が、シドの舌に包まれる。
唇で柔らかく食まれたり、淵をなめられたり
上下にこすられたりして
イリアはあっという間に絶頂を迎えた。
「あぁぁっ……シド、だめ、イッちゃう……あああっっ!」
びくんと内腿が震えた瞬間、蜜壺からは蜜が溢れだした。
震えるイリアの身体の、熱がおさまらないうちに
シドは蜜壺へ一気に指を突き入れた。
「やあぁぁっっ!!」
指はあっという間に本数を増やされ、加速していく。
「あっ…ああっ……シド……シドぉ……」
シドはそのまま起き上がり、イリアに唇を重ねた。
再びシドの舌が激しく口内を犯す。
上も下も塞がれ犯され、イリアはシドで満たされていく。