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4兄弟恋に溺れる夜

第2章 愛ゆえに 長男 嫉妬 縛り 大人の玩具あり



そして約束の日の夕方

優菜が仕事帰りに隆也の店に行く途中で
あるジュエリーショップの前で
立ち止まる

「あれは…雅也さん?」

(女の人と笑いあってる?
あっあの女の人綺麗だな…雅也さんとお似合いだな!
身長も外見もなにもかも…
私と違って……
やっぱり雅也さんは私みたいなのじゃなく
綺麗で美人な人がいいんだろうな!

はぁ…)

そしてその店から離れる

(今日雅也さんに会うのやめようかな…
きっと別れ話されるんだろうな…)

隆也の店につくが
元気のない挨拶をし

「あとはこのチョコレートソースをかけて…
完成だ」
「はい……」
「……よし…完成したからこの箱に入れて…」
「はい…」

作業中心ここに在らずの状態だった優菜を
見かねて隆也が声をかける

「……優菜ちゃん?」
「はい?…」
「ちょっと休憩しようか!ハーブティ入れてくるよ
うちの美味しくてオススメだから」
「はい…」

そして隆也とカフェスペースに座りながら
話す

「今日麻衣子は居ないんですか?」

店内を見回しながら言う優菜

「そうなんだよ!ちょっと昨日無理させちゃってさ!」

苦笑いしながら言う隆也

「毎日休みなしで働いてますもんねぇ!」
「いやそういう意味じゃないんだけど」
「ん?」
「男と女が夜ヤる事って言ったら分かる?」
「え?…///」
「ふふ…優菜ちゃんそういうとこカワイイな!笑
だから兄貴もあんな夢中になるんだろうな!」
「……夢中なんかじゃないと思います…」
「え?」
「私カワイくなんかないし…」
「優菜ちゃん何かあった?今日1日うわの空だったし!」

優菜は涙を溜めながら話す

「雅也さんが…女の人と…居たんです!」
「え?兄貴が?」
「はい…ジュエリーショップで…私といる時より
楽しそうに見えたので…」
「兄貴は浮気なんかする奴じゃないよ?」
「だったらなんで?」
「本人に聞いてみな?」
「でも…」
「絶対大丈夫だから優菜ちゃんが思ってるような事じゃないから!」
「………」

その時店に入って来る人が見え

「げ!兄貴!なんでここに?」
「やっぱりな…隆也…お前が絡んでたか…」

立ち上がる隆也と優菜

「優菜!帰るぞ!」
「………」

首を横に振る優菜

「優菜それは俺と居たくないって事か?」
「………だって…怒ってる…」
「そりゃ裏切られたって事だしな!」


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