第3章 嫉妬は甘い蜜の味 次男 嫉妬 媚薬 鏡プレイあり
隆也サイド
「もしもし」
「うん!そう
お願いしたいんだけど!」
「夕方なら大丈夫だ!」
「じゃあ夕方待ってる」
そして時間が経ち
夕方になって
俺を訪ねる人物がいる
「隆也!来たぞ!」
「兄貴!待って!すぐ行くわ」
手を洗い
俺と兄貴が
テーブルに座り話す
「今日あの子は?」
「麻衣子?体調悪くて休ませた!」
「だから貧血の薬買って来いって
言ったのか?」
「ああ!あと兄貴じゃないと
頼めない事があって!」
「俺?」
「ああ!兄貴の友達に
アダルトグッズ開発してる人いるならさぁ
媚薬とかあったりしない?」
「ん??媚薬か?あるには
あるが誰に使うつもりなんだ?
お前じゃねーよな?」
「ちょっといま麻衣子と喧嘩してて
仲直り?つーか素直になってほしくてさ!」
「そう言う事な!
あんまり無茶させるなよ?」
言いながらカバンの中を
探る兄貴
「ちょうど持っててよかったな!
」
貧血の薬と
液体タイプと錠剤の媚薬を出す
「マジ?そんなすぐ出てくるとは
思わなかった」
言ってすぐに渡されると
思わなくて驚いてしまう
「試供品だって渡されたんだけど
俺はいらねーからホストの連中に
渡そうと思ってたんだが!
お前のとこ忘れてたよ!」
「サンキュ!ケーキ食べてく?」
「いや!秘書の子待たせてるから
いい!」
視線を外に向けて首を振る兄貴
「忙しそうだね!社長さん?」
「まだ社長じゃねーよ」
「もうすぐでしょ?
指輪?出来たみたいだし?」
自分の薬指を指差しながら言うと
弟の顔が浮かんだのか気付いて
舌打ちをする
「ん??ちっ優也(ゆうや)の
奴か!
それ誰にも言うんじゃねーぞ!」
「はいはい」
そして兄貴は帰っていった