第12章 宴の誘い

萩「ゃぁ･･まっ･･て･･だめっっ」

家康「駄目じゃないでしょ？」

クイッと指をまげてグッと刷り上げる

萩「やぁっ･･ソコ･･っんん」

家康「気持ちいい萩？」

息を奪うように激しく口づける
指の動きは止めずに入り口の赤くなった蕾を親指で撫で上げる

萩「んー！んんっっ」

くぐもった声をあげビクビク体が痙攣し
はぁはぁと荒い息を漏らす萩の体から指を抜き去り
荒々しく家康は自分の着物の前をはだけさせる

家康自身を萩の中心にあてがえると
萩は無意識に小さく腰を揺らし熱っぽい瞳で見上げる

家康「萩俺が欲しい？」

意地悪にそう言いながらゆるゆると擦れば

萩「おね･･･がい･･いえ･･やす･･」

家康「なに？ちゃんと言って萩、ほら」

萩「ぁっ･･欲しい･･･家康が････ああああっっ」

萩が言い終わる前に家康は一気に奥まで捩じ込む様に押しいった

家康「くっ･･･そんなに締め付けないで･･･動くよ」

ゆっくりと律動を始めた

萩「あっ････んんっ･･･あああっ」

口づけを落とせば頬を赤く上気させ潤んだ瞳の萩と目が合う
ゆっくりと腰を引き、一気に奥まで貫く

萩「ひぁぁっっ」

言葉にならない声を漏らしキュッッと家康を締め付ける

何度も何度も奥を激しく打ち付けていれば
溢れる蜜は止まる事を知らず、グチュグチュと水音を立てる

萩「もっ･････だめっっあああっ･････」

締め付けがギュッときつくなり体に力が入っている萩を家康は抱きしめる

家康「俺も･･･くっ･･一緒に」

大きくビクンッと体を揺らす萩の中に熱い滴りを放った
荒い息を落ち着ける様に力を抜き暫く二人でそのまま抱き締める

萩「ねえ家康、私のこと好き？」

家康「好きじゃない」

瞬間、萩の顔が曇るが
家康は唇に優しく口付けを落としふんわり微笑む

家康「愛してる。好きじゃ足りない」

萩「私も愛してる･･･っん･･家康･･だけを」

体中に口づけ自分の印を、赤い花を咲かして
朝日が昇るまで愛しあっていたのだった