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イケメン戦国【ご先祖様は織田信長】

第9章 春日山城下


秀吉、三成組は裏道に入り何故か動物を見て回っていた

三成「萩様いらっしゃいませんね」

秀吉「・・・・・三成」

三成「はい。どうかされましたか秀吉様?」

秀吉「俺たちは萩を探しているはずだが」

三成「もちろんです」

秀吉「俺には鶏や犬を探している様にしか見えないぞ」

それもその筈、三成は動物の姿を見つけるたびに追いかけている

三成「萩様は動物がお好きな様でしたので・・・
あっ、あちらには猫がいますよ秀吉様」

秀吉「そうか良くわかった三成。
萩が一人で居たのならば動物を追いかけるかも知れないが
今回は信玄が一緒にいるんだ、さすがにこんな裏道で動物を見たりしないと思うぞ?」

三成「そうなのですか?申し訳ありません。
では、大通りで探しましょう
大通りに動物はいるのでしょうか秀吉様?」

秀吉「そうだな、いると良いな動物」

(探すのは動物ではなく、萩なんだがな・・・)

ため息を吐き三成と大通りへと歩き出す

秀吉「この辺りは鍛冶屋ばかりだな」

三成「秀吉様」

秀吉「どうした三成、犬でもいたか?」

三成「いえ、もっと大きな動物を見つけました」

秀吉「犬より大きい動物?」

三成「はい。あちらに」

三成の見詰める視線の先にいたのは

秀吉「上杉謙信か・・・確かに大きな動物だな」

鍛冶屋から出てきた謙信は秀吉たちとは逆方向に歩き出した

三成「後をつけますか秀吉様?」

秀吉「信玄の所に行くかもだな、追うぞ三成気づかれるなよ」

三成「はい」

暫く後をつけて歩いていると前方の店先で騒いでいる男がいる

?「わー///何やってんだ!!」

?「おっと、大丈夫か?」

三成「何でしょうか?」

秀吉「ここからじゃあ見えないな」

男三人と女が揉めている様に見えた
そこに謙信が近づいて行く

謙信「信玄、貴様こんな所で何をしている」

苛立った感じで信玄に声をかけた

秀吉「信玄って事はあれは萩か?」

三成「秀吉様あそこに家康様と政宗様がいらっしゃいます」

殺気を抑え込んではいるがどす黒いオーラが二人を取り囲んでいる

人混みをかき分け二人のもとへと向かう

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