第8章 ツンデレなあなた
幸村は真っ赤になり横を向く
萩は動きやすいように着崩している
裾が捲れ白い脚が太腿まで露わになっている
胸元も短刀を取れるように胸の谷間が見えている
「幸村には刺激が強すぎ見たいだね」
「おま、佐助は平気なのかよ!」
「僕は萩さんの幼馴染だよ?この位の事はよくあったし
露出はまだ少ない方じゃないかな?」
「あはは、そうだねキャミやホットパンツを着たりしてたからね」
「きゃみ?ほっとぱんつ?それはどんな着物なんだ」
こんなのだよと地面に絵を書く
「これは確かに刺激的な着物だ、今度着てる所を見せておくれ」
「んー着てもいいけどここには無いよねキャミ」
「そうかそれは残念だ今はこれで我慢しようか」
そっと腰に手を回して抱き寄せるられる
信玄の顔を見上げていると
「おや?怪我をしたのかい」
「えっ?」
スッと手が伸びてきて左の胸を撫でる
「んっ・・・」
「ここに痣が出来てるよ」
「それは・・・生れつき・・・
んっ、織田の、当主の証・・・で、す」
ピクッピクッと反応する
「へぇー当主の証か・・・・じゃあ、俺の印も付けとこうかな?」
「あっ!」
拒否する間もなく右胸に口づけを落とされピリッとした痛みが走る
「うん、これで良し」
にっこり微笑んで喜ぶ
「何やってんだー!!離れろ」
叫ぶ幸村のおかげで3人の男たちがやっと口を開いた
「てめえら俺たちを無視するんじゃねえ!?」
「あれ、まだ居たんですか?早く逃げないと謙信様に斬られちゃいますよ」
「佐助、邪魔をするな」
「おい、ちょっと待て。さっきから謙信や信玄って聞こえたんだがまさか・・・・」
「確かに俺は信玄でそっちは謙信だ逃げないと死ぬぞ?
それとも、俺の天女に触れた罰を死をもって償うか?」
「ひっすいません!信玄様恋人とは」
「逃げるぞ!?」
「あっちょっと、私は信玄様の恋人じゃないから!?
後今度は正々堂々と勝負挑んで下さいね~」
蜘蛛の子を散らすように逃げる3人の背中にむかって叫ぶ
その声を聴き光秀は思わず笑ってしまった
「そう言えばお前甘味が好きなのか?」
「うん!大好き幸村」
「だ、大好き・・・」
「幸村、甘味が『大好き』だよ」
「分かってる!」
「今から団子でも食べに行こうか?」
「団子!行く!食べたい!」