第6章 探険
三成「政宗様どうかされたのですか?」
政宗「三成か。見てみろ小鹿毛がなついてやがる」
そういわれて小鹿毛を見ると萩に撫でられうっとりしている
三成「信長様と血がつながっていらっしゃるからでしょうか?」
萩「ねえ政宗、この子に乗っちゃだめかなって・・・あれ?三成君いたの」
三成「はい、今来た処です。その子は信長様の馬なので信長様にお聞きなしいといけませんね」
にっこり微笑む
(うーん相変わらずのエンジェルスマイルだね)
萩「じゃあ一緒に信長様の処に行ってくれる三成君?」
三成「その前に秀吉様の処に寄っても構いませんか?」
萩「うん、全然構わないよ。またね政宗」
政宗に別れを告げ三成と秀吉のもとに向かう
三成「三成です。頼まれていた物をお届けに参りました」
秀吉「入れ」
中から声が聞こえ襖を開く
萩「お邪魔します秀吉さん」
秀吉「萩どうしたんだ、俺に用かだったのか?」
ニコニコ萩を出迎える
萩「ううん違うの、三成君に信長の処へ連れて行ってもらう途中なの」
秀吉「信長様の処に?ならば俺も行こうちょっと待ってくれ」
萩「はい」
いそいそと支度をすると3人で天守閣へと向かう
途中で秀吉の袖をツンツンと引っ張りながら
萩「ねえねえ秀吉さん、信長様って高い処がお好きなの?」
秀吉「そうだな、上から皆の事を見守っているんだよ」
袖から手を放して腕に体を寄せて
にっこり微笑みギュッと抱き着き
萩「信長様はすごいね!」
(なっ急にどうしたんだ?可愛いぞ)
三成「どうかされましたか?秀吉様」
秀吉「い、いや何でもない//」
秀吉の腕に絡みついたまま歩いて行く
秀吉「信長様、秀吉です今よろしいですか?」
信長「構わん入れ」
返事を聞き襖を開くと
光秀「ほお、もう手なづけたか秀吉」
萩「手なづける?」
?マークを浮かべ小首を傾げる
信長「秀吉、貴様何をしている?」
秀吉「はっ?あの・・何をしていると言われましても・・・」
空気を読めない三成が
三成「萩様と秀吉様は抱き合っていらっしゃいます」
エンジェルスマイルで爆弾発言をする