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イケメン戦国【ご先祖様は織田信長】

第18章 求婚の文


ある日の昼下がりに信長に呼ばれ広間に向かった

萩「兄様今なんて言いました?」

信長「何度も言わせるな。お前に縁談話がある」

萩「なぜですか!」

信長「織田家の姫としてこの安土城に居るからには
縁談の話ぐらい来ても可笑しくはなかろう」

萩「それは・・・」

信長「今までは適当にあしらって来たが日に日にお前に宛てた文が増える
それもこれも萩お前に原因があるのだぞ」

(え?私何かしたかな?)

訳が分からず小首をかしげ信長をみつめる

信長「知らんとは言わせんぞ
良く城を抜け出して城下に行っているだろう?」

萩「で、でもちゃんと言いつけは守ってるよ?」

秀吉や家康にどうしても行きたいのならば出かける時は質素な着物で町娘を装っていけと言われていた

光秀「その町娘をある大名が見かけて調べさせたようだ」

政宗「どこの大名か知らねえが見る目はあるじゃねえか」

家康「はぁ・・・だから一人で行っちゃだめだって言ったのに」

三成「萩様はどのような格好をしていましてもお可愛らしいです」

秀吉「信長様、それでどなたのお話しをお受けするのですか?」

信長「四名まで絞ったが、萩後はお前が決めるが良い」

萩の前に四通の文が差し出された
一通ずつ目を通していく

前田利家(金沢城主)

浅井長政(小谷城主)

毛利元就(吉田郡山城主)

加藤清正(隈本城主)

どうにか一人で読めるようになった文字をたどたどしく読んでいく

(いきなりこんなもの渡されても困るんだけど・・・
この中で知ってる人は一人しかいないしなあ・・・)

秀吉「萩無理に今すぐ決めなくてもいいんだぞ?」

家康「全部捨ててもいいんじゃないの?」

政宗「これも燃やすか?」

三成「燃やすのでしたら私が致しますよ」

萩が色々考えている横で皆がぽんぽん話しかけてくる

萩「よし!決めた」

萩が選んだ人は?






アンケートご協力ありがとうございました🎵


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