第3章 出会い・・・・・織田軍
萩「ありがとう秀吉さん」
好意を受け入れて手をとって微笑む
秀吉「・・いや//」
笑うと可愛いな等と心で思う
萩「あっちょっと待って」
歩き出そうとした時に萩に止められる
萩「ここまで乗せてくれてありがとう。ゆっくり休んでね」
馬の鼻の頭を撫でてお礼を言うと馬も嬉しそうに擦り寄ってくる
政宗「こいつが俺以外のやつに懐くのは珍しいな」
お礼を言い終わると秀吉と共に歩き出す
秀吉「その刀は預かっておく」
萩「お願いします、大事な物なので無くさないで下さいね」
2本の刀を預かると手を引いたまま安土城の入り口へと足を踏み出す
?「おかえりなさいませ秀吉様、政宗様」
秀吉「今戻った信長様は?」
?「お帰りになっています。秀吉様達をお待ちです」
秀吉「そうか分かった。三成着物の用意は出来てるか?」
三成「はい、出来ております」
秀吉「萩だ着替えを頼む」
政宗「また後でな萩」
三成に萩を託すとそれぞれ自室に着替えに戻る
三成「それでは萩様まいりましょう」
萩「はいよろしくお願いします三成様」
ペコリと頭を下げる
三成「私は信長様や秀吉様に仕えている身ですので敬称が不慣れです三成とお呼びください」
萩「でも流石に呼び捨ては、えっと・・三成君で良いかな?」
三成「はいありがとうございます」
ふうわりと微笑みを浮かべて喜ぶ
な、何この笑顔!エンジェルスマイル!?なんか癒されるなぁー
思わず萩もつられて笑顔になる
しばらく歩きある部屋に入ると着物一式が置かれていた
三成「此方にお着替え下さい。私は廊下でお待ちしております」
そう言って襖をしめる 部屋で着物を見つめて途方に暮れる
うーん・・・襦袢を着て着物を羽織るまでは分かる問題はそこからだ・・どうしよう?
途方に暮れていると襖の向こう側から
三成「萩様いかがですか」
萩「実は・・・・」
程なくして三成が女中を連れて来てくれた、おかげで無事に着替えが完了した
女中「よほど大事に育てられたのですね」
ニコニコと微笑まれる