第3章 出会い・・・・・織田軍
三成「三成です。お待たせいたしました」
信長「入れ」
広間の襖に声をかけると中から聞こえる
襖を開くと中心に黒髪に黒い瞳の男その左側に秀吉さん反対側に政宗があと知らない人が2人いた
秀吉「遅かったな三成」
?「着替えるだけなのになんで遅いの?迷子にでもなったの?」
三成「家康様心配して下ったのですか?ありがとうございます」
家康「誰が心配なんかするか。嫌味も通じないの」
家康がはぁと溜息を吐き眉間に皺を寄せる
あの人、家康って言うのかなんか言葉に棘があるな
秀吉「萩そこへ座れ」
秀吉にうながされて下座に腰を下ろす
三成は秀吉の後ろに回り座る
?「それで、この小娘は誰なんだ?」
秀吉「信長様の命の恩人だ光秀」
信長「萩、自己紹介をしろ。もちもん苗字もな」
萩「はい、わかりました」
スッと姿勢を正しニッコリと微笑む
萩「皆様お初にお目にかかります
17代織田家当主織田萩と申します。」
はぁ!?萩が言った言葉に驚く
秀吉「萩今”織田”と言ったのか?」
政宗「どういう事だ聞いて無いぞ」
光秀「面白い冗談だな」
家康「17代当主って何?」
三成「萩様は姫様だったのですね」
家康「他に驚くことがあるだろう・・馬鹿なの?」
皆が騒ぐ中信長が口を開く
信長「萩・・織田とは聞いていたが当主とは聞いていないぞ」
萩「はい言っていません」
ピクッと眉が動く
信長「織田家とは何処の織田なのだ?」
萩「えっと・・初代の当主は・・・あの言っても怒りません?」
チラッと秀吉を盗み見る
信長「かまわん言ってみろ」
萩「では・・・初代当主は織田信長・・です」
・・・・はぁぁぁぁー!!!!
信長「・・・初代当主・・・俺が?」
萩「いえ貴方じゃなくて織田信長が初代ですよ」
秀吉「この御方が織田信長様だ!!」
青筋をたてて怒鳴る
萩「信長様?」
言われて信長の顔をじっくりと見つめて気が付いた
萩「あれ・・父様?」
信長は父親にそっくりな顔をしている
この場合は父親が信長に似ていると言った方があっていた