第14章 エンジェルスマイル?
三成「これは何て読むかお分かりになりますか?」
そう言って指で素肌に文字を書く
萩「っん・・・・」
三成「ちゃんとお答えください萩様」
くすくす微笑みながら楽しそうに指を這わす
萩「ま・・・・っ」
ああ、なんでこんなことになったんだろう・・・・・
三成に組み敷かれながら数刻前のことを思い出す
書庫に本を取りにいき三成の仕事部屋にやってきた
までは良かった
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萩「・・・え(ゑ)だったかな?」
三成「はい、その通りです萩様は物覚えが宜しいですね」
本を覗き込む三成の顔は萩の耳元にある
萩「あ、ありがとう」
うぅ、耳元で喋らないでほしい・・・
頬を赤く染めながらも本に集中しようと頑張ってみるものの
萩「あれ?これなんだっけ?」
三成「い(ゐ)です」
萩「・・・・・い」
三成「これは何て読むかお分かりになりますか?」
三成が指さす文字
これは文字なの?何かの記号にしか見えないけど教えてもらった?
小首を傾げ考えるがわからずちらっと三成を見る
三成「お忘れですか?どうやら、罰が必要なようですね」
え??今三成君の口から“罰”って聞こえなかった?
目を見開き三成を見つめているとにっこり微笑みかけられ持っていた本をすっと取り上げられた
三成「これから私が書く文字が何か答えていただきます」
萩「え?うん分かった。じゃあ書くものを・・・」
三成「紙も筆も必要ありません。ここに書きますので」
背中側に回り込み着物越し指を滑らす
三成「この文字は?」
萩「・・わ、わかんない」
三成「では・・・・・」
しゅるっと帯を解き肩から着物を落とす
萩「み、三成君?なにして・・・・・」
三成「どうかしましたか?」
どうかしたのは三成君でしょ!?
真っ赤になって着物を持ち上げようとすると後ろから押し倒された
三成「動いては駄目ですよ?
これでわからなかったら次は・・・・・」
襦袢の腰ひもを軽く引っ張る
三成「お分かりになりますよね?」
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結局答えがわからず襦袢も脱がされてしまった