第13章 秘密
秀吉「あの、の、信長様?」
信長「男と話をしていただと?」
目力だけで人を殺せそうな視線を向ける
信長「貴様らなぜ俺に報告しない?」
家康『話って・・・ただの買い物でしょ・・・』
三成『なぜ、信長様はお怒りなのですか?』
家康『・・・そんなこともわかんないの?』
三成『家康様はわかるのですか流石ですね』
政宗『しっ!聞こえると厄介だぞ』
こそこそと話す三人を目の端にとらえながら光秀は話し始める
光秀「では、遅ればせながら報告を
町はずれの小屋へ一人で入って行く萩を見ましたが
いかがいたしましょうか信長様?」
光秀はニヤッと笑みを浮かべる
信長「知れたことよ何をしているか突き止めよ!?」
秀吉、光秀「「御意」」
政宗「了解」
三成「かしこまりました」
家康「・・・はぁ、めんどくさい」
各々に返事をして広間を後にした
政宗「俺は萩を見かけた八百屋に行く」
家康「・・・・市の小物売りのところに行く」
光秀「では、俺は町はずれの小屋に行くとしよう
秀吉と三成はどうするのだ?」
秀吉「俺も町はずれにいくお前を一人にすると何をするかわからんからな」
光秀「何もせんぞ。そこに何もなければな」
意味深な言葉を吐く
三成「家康様ご一緒し・・・あれ家康様?」
三成が振り向いた先にはもう家康はいなかった
政宗「家康ならいないぞ、行くぞ三成」
三成「はい。行ってまいります秀吉様」
秀吉「家康は相変わらずだな。俺たちも行くか」
光秀「さあ、何が出るか楽しみだな」
にやにやと笑み浮かべる光秀に秀吉は溜息を吐きながらついていのだった