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sugar and salt

第10章 隠れた気持ち








 昔のようにの部屋の前まで行くと、癖で右ポケットから鍵を探した。バカだ、自分に大きなため息をつき、チャイムを鳴らした。



 扉が開くと懐かしい香りがして、そこからが「どうぞ」と出てくる。








 だめだ、そう思ったときにはもう遅くて、自分の中の何かが音をたてて崩れた気がした。












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