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sugar and salt
第7章 突然のドライブは
深夜2時、平日のこの時間にドライブなんてしている車はめったにいない。道路を走るのは私たちの車くらいで、
「助手席くる?」
なんて甘い言葉を囁かれた。
「油断は禁物。」
「あはは、ガード、かったいなあ。」
私のガードなんて、翔くんが押してくれればすぐに開いちゃうセキュリティなのに…、そんな頭の中の考えをすぐに打ち消した。今の私には、それをバレないようにするのが精一杯だった。
初めてだ。
翔くんと2人きりで、疲れを感じるなんて。
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