第1章 秋風が吹く
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小さな噴水を見ながら笑った智くん
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智「ちゃんいつまで働いてんの?」
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「来週まで」
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智「そっか、んじゃもう会えねぇな..連絡先教えてよ」
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「え?」
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智「ほら、早く」
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「あっ…」
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さっきと同じ
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笑顔は優しいけど
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嫌と言えない雰囲気で
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ポケットから慌てて携帯を出すと
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あれ?これどうやんだっけな?
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って独り言を呟いて
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智「貸して」
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あたしの携帯で智くんの携帯に電話をかけて
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智「はい、登録してね、困った事があったらいつでも連絡して
あっ、赤ちゃんが産まれた連絡もほしい(笑)見に行くから」
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「病院に智くん来たらパニックになるよ(笑)」
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智「だから案外分かんないって(笑)」
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