第2章 管理人の1日
私は服をスーツから部屋着に着替えて、先程のビールを飲みながら晩御飯の支度をする。
管理人の私には調理師さんはもちろんのことつかないので、毎日自炊頑張っております。
1人だと手抜きしまくりだけどね。
今日の晩御飯はなんてったって昼に余った卵を使って軽く味付けしただけのチャーハンだからね。
完成したチャーハンを2缶目に突入したビールを飲みつつ頬張る。
すると、丁度チャーハンを食べきった頃に部屋をノックする音が聞こえてきた。
さすが夜。食べ終わった頃に来るとかナイスタイミングだ。
「夜いらっしゃい!どうぞ上がっ……て……」
部屋の扉を開けると、可愛い可愛い夜がいるもんだと思っていた私は思わず呆然とする。
なぜなら…
「新、恋、駆。何故お前達までここに居る」
まず目に入ったのが、同い年の卯月新。
そしてその後ろに先日デュエルした恋。
更に後ろに続くのが、一つ下の師走駆。
最後尾に両手を合わせて私に向かって謝罪のポーズをしている夜がいた。
「何故かって?そんなの聞くまでもないだろ」
新が真顔で言い、
「「我ら!!」」
恋と駆の年少コンビが声を上げ、
「「「欠食児童組!!」」」
3人揃って高らかに宣言する。(しかも戦隊ものっぽいポーズ付きで)
「夜がこはねにデザートを作って持っていくと聞いてな。そこに食べ物がある限り俺達欠食児童組は食らい続ける」
「こはねだけデザート独り占めとかずりーよ!俺達もまぜろ!!」
「こんな時間に押しかけちゃってこはねさんすみません!でもどうしても夜さんのデザート食べたくて…!」
「よし、言いたい事はわかった。とりあえず1発殴らせろ」