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きみはペット。

第2章 # 甘い夜を過ごした訳で


小山「やっほーーーしげーー」

楽屋に入るとしげがいる

今日は番組の撮影

シゲ「おーーぅ」


まだ入りに時間があるのでスマホをうつ伏せにいじっている



小山「あのさ、シゲ、俺の今日の夢の話なんだけどさ」

シゲ「うん」

小山「下着姿の可愛い子が家に突然現れるの、で、その子は・・・・」

言いかけた時あのエレベーターで会ったお婆さんの言葉を思い出す

秘密を他の人に言わない。

・・・・って、これは夢の話だから言っていいのか


小山「とりあえず人間じゃないんだよ」


シゲ「なに、化け物?笑」

小山「なんだろ、とりあえず一時的に人間になれるというか・・・・で、俺のことが好きですごく誘惑してくるんだよ」

シゲ「なに、そのエロい夢。笑」

小山「そんな笑えないよ、戸惑うじゃん」

シゲ「何そんなに考えてるの?夢でしょ?やっちゃえばいいじゃん、夢で。笑」


あー明らかに馬鹿にされてる


シゲ「小山さぁ、性欲溜まりすぎてるんじゃね?」

小山「ちげーーーよ」

シゲ「彼女は?」

小山「いねーーーーよ」

シゲ「(爆笑)」

小山「おい。爆笑するな」  


完全に馬鹿にされてる


小山「お前だったらどーするんだよー」

シゲ「俺?俺だったら、そもそも夢の中では襲われる方が多いからね」

小山「だったね」


スタッフ「準備できたので着替えお願いしまーす」

小山「はーい」

よし、仕事だ
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