第6章 こたつで最弱王決定戦

相葉ちゃんが、オイラから順番にカードを配り始めた。

ってことは、オイラの方がカードが1枚多くなるから、不利になる。

相葉ちゃん、それを計算してオイラの方からカードを配ったんだ。

ねぇ、相葉ちゃん？
オイラがそれに気付いてないとでも思った？

相葉ちゃんの魂胆なんて、ちゃ～んとお見通しなんだからね♪

配り終えたカードを、オイラはテーブルの上で、相葉ちゃんはこたつの中でチェックしていく。

相葉ちゃん、こたつの中に頭突っ込んじゃって、頭ポワポワになったりしないのかなぁ？

ちょっとだけ心配(-ω-；)

オイラは自分のカードの中からペアになったカードを全て抜き取ると、こたつの天板をトントンとした。

そしたらね？

相葉ちゃんの手が、オイラの足に触ったの。
オイラ生足だよ？

オイラ｢あひゃっ…」なんて、変な声出しちゃった(//∇//)

そしたら相葉ちゃん、きっと慌てたんだよね？
どうやら頭をぶつけたらしい(笑)

オイラの生足を触った天罰だよね？

でもさ、相葉ちゃんたらそれに懲りることなく、またオイラの足に触ってきた。

｢うひゃん♥」

もお！
また変な声が出ちゃったじゃんかσ(//ω//)ﾃﾍ