第5章 こたつで居眠り
とある和風旅館の一室…
青「う〜っ、腰痛って〜(>_<)」
おやおや?
どうやら腰を痛めてしまったようですね?
原因は…分かってるようですね?
青(昨夜こたつに潜ったまま居眠りをしたせいだ)
なるほど…
赤「あ〜あ、だから言わんこっちゃない…ε-(´-`*)」
腰を押さえたまま蹲る青さんを、赤さんが呆れたとばかりに見下ろしてるわ。
青(いやいや、おめぇのせいでもあんだろうが…
…と、言いたいとこだけど、それはちょっと片隅に置いといて、と…)
ふふ、それは賢明ですね(*^^*)
青「だって仕方ないだろ? こたつが気持ち良すぎるせいだ」
ウンウン、分かりますよ?
赤「それは分かるけどね? でもさ、こんなトコで寝てたら腰痛めるの当たり前でしょ?(-ω-)」
赤さんが言うのも分からないでもないけど…
青(いやいや、だからおめぇも悪いんだって!)
青さん、文句を言いたいのをグッと堪えて…
青「そんなこと言ってるけど、翔くんだって寝てたじゃん? オイラ風呂上がった時さ…グォ〜ってさ…」
青(部屋に怪獣でもいるかと思ったよw)
よっぽど凄い鼾だったんでしょうね?
赤「あ、あれはΣ(⊙ω⊙) 居酒屋で飲み過ぎちゃって…。それに、ほら、色々疲れてたんだよ…///」
青(あ〜あ、言い訳しちゃってw)
真っ赤になる赤さんを見て、内心ほくそ笑む青さん。
青「そんなことよかさ、してくれんだろ? マッサージ♪」
青(忘れたとは言わせねぇぞ?)
青さん、赤さんにマッサージをして貰う約束をしていたみたいですね(^-^)
赤「あ、ああ、今する? もうすぐ潤も来る筈だけど…」
赤さんがしきりに部屋の入口を気にする。
青「いいよ、してして?」
構うものかと、青さんは痛む腰を押さえながら、ベッドに上がった。