第3章 こたつでミッチョン進行中
「いたっきま〜す」
カズがラーメンをフォークで掬い、一気に啜る。
「あっつ〜ぃ… 」
そりゃそうでしょ…
「ちゃんとフーフーしてから食べないからだよ? ちょっと待ってな?」
麦茶の入ったコップをカズの手に握らせ、俺は席を立った。
「はい、コレ。ココに少しずつ取り分けて食べな?」
ラーメンに入った蒲鉾と同じ、黄色いキャラクターの器をカズの前に置いた。
「はぁい…。パパはあっちくないの?」
器にラーメンを移しながら、カズが不思議そうに俺を見る。
「パパは大人だからね、熱くても平気なんだよ?」
「ふ〜ん。パパ、かっこいいね♥」
一応、褒められてんだよねσ(^_^;)?
「ハハ…ありがと…」
「どういたまして(o^^o)」
と、そんなことより肝心なこと聞くの忘れてた!
「明日は何時に皆来るの?」
場合によっちゃ軽食くらいは…
「あのね、みんなお昼ご飯食べてから来るって」
「そっか、良かったぁ…」
じゃあ食事の支度まではしなくてもいいか…
いや、でも待てよ?
「お菓子とかは、用意した方がいいよな?」
「…………………」
「カズ、聞いてる?」
わけないか…(;^_^A
カズは黄色いキャラクターの蒲鉾をゲットしようと、夢中だからな(^_^;)
「よし、カズ! 明日は午前中に買い物だ!」
「…………あっ、ゲットだぜ!」
ハイハイ…
良かったね…(;^_^A
何はともあれ、カズの喜ぶ顔が見れることを願って…
と、ケーキ作んなきゃ…ε-(´-`*)
おわり♥
次章「こたつでBirthday」に続く→