第27章 こたつでメリクリ🎄
最終的に、ワインを数本と、缶ビールやチューハイをしこたま飲んだぼくは、当然と言うか…眠たくなっちゃって…
後片付けしなきゃ…なんて思いつつも、こたの暖かさも相まってか、睡魔に完全敗北を期すことになった。
だってさ、朝早くから買い物やら、お部屋のデコレーションやらで、めっちゃ疲れてたんだ。
そこにアルコールが入れば、それはもう…ね?
僕はクッションを枕代わりに、こたつのお布団を肩まで引っ張った。
「智くん、寝るの?」
「え、リーダー寝ちゃうの?」
「イビキとか、かかないで下さいよ?」
「寝るのは勝手だけど、どうなっても知らないからな?」
遠くの方で皆が口々に言ってるけど、それも今の僕には子守唄みたいなもんで…
「おや…しゅ…み……」
ものの一分…いや、10秒も経たないうちに、深い深い眠りに落ちた。
…筈だったんだけど…
「寒…っ…」
暖かかったこたつが急に冷え、僕の足に冷たい空気が触れた。
足だけじゃない、モッコモコに着込んだ筈の胸や肩にも、冷たい空気が吹き付け…
「って、え…?」
薄っすら目を開け、周りを見回した僕は、こたつ布団から出て4つのお尻を見て思わず両手で口を塞いだ。
っていうか、何で僕、服着てないの?
しかも…
「んっ…、あっ…」
こたつの中で全開にされた両足は、何か…例えばそう、濡れた物で撫でられているようの、そんな気がしてるし、なんなら乳首もグリグリされてて…
両手で口を塞いだところて、とても声を出さずにはいられない状況になってる。
なのにさ…