第21章 こたつで足伸ばして何が悪い?
「んじゃさ、コッチに来いよ」
翔ちゃんが、やっぱり寝転がったままで、俺に向かって手招きをする。
「…はい(〃ω〃)」
それを断ることなく、従ってしまう俺…
いつもはこんな素直じゃないのに…(>_<)
「ここ、座って?」
言われるまま、翔ちゃんの丁度顔の前辺りに、ペタンと座った。
「で、どうすれば…」
「いいのいいの♪ カズくんはそこでジッとしてれば」
ほら、また“カズくん”って呼んだ!
普段そんな呼び方しないのに…
ひょっとしてまだ酔っ払ってるとか?
うん、その可能性は大いにあるな。
だってさ、コレ、計算ずくでやってたら…
俺、当分立ち直れないよ?
「寒くない?」
ズボンの前を開きながら、翔ちゃんが俺を見上げる。
けど、顔なんて到底見れる筈もなくて、俺は視線を逸らしたままで、小さく頷いてみせた。
前を開き終えると、今度は下着に手がかかる。
再びゆる〜く頭を擡げ始めたソコを、下着越しに翔ちゃんの手のひらが包み込む。
「あひゃっ…」
Σ( ̄ロ ̄lll)ゲッ!!
変な声、出ちゃったよ…(>_<)
「相変わらずデカイのな?」
やめてよ、言わないで…(〃ω〃)
「智くんのといい勝負だよな…」
そ、そうなの?
…って、ちょっと待って?