第15章 こたつで映画鑑賞
「ま、いっかぁ。恥ずかしいよね? 俺も初めての時、超恥ずかしかったから、翔ちゃんの気持ち分かるなぁ…(*´艸`)」
えっ、雅紀も?
なんか意外、っちゃぁ意外な気もするけど…(˘ω˘)
「だってさ、あんなトコやこんなトコ見られちゃってさ、もぉ恥ずかしいなんてもんじゃないよね」
って、そこかよ…(;^_^A
「も、もう、それ以上言わなくていいから…。取り敢えず、眠た…い…」
こたつの温もりのせいか、睡魔が襲ってくる。
自然に落ちてくる瞼を、必死で持ち上げようとするけど、それも敵わなくて…
「雅紀…俺…もう…寝る…から…風呂…連れて…って…?」
俺の中には、”ディスコスター様”が吐き出したアレが、まだたっぷりと残っている。
このままだと…
「頼む…雅紀…?」
返事は…ない。
俺は閉じてしまった瞼を指でこじ開け、布団から顔を半分だけ出して隣の雅紀を見た。
「えっ、えぇっ…Σ(●д●)」
ちょっと待て!
俺はもう動けんぞ!
「おい、お前も経験者なら分かるだろ? このままにしといたらどうなるかぐらい! なぁ、おいってば!」
必死で呼びかけるが、返って来るのは気持ちの良さそうな寝息だけで…
「もぉ、知らないからな? 責任とって面倒見てくれよな?」
もうこうなったら諦めるしかない。
俺は静かに目を閉じた。
そして翌朝…
ゴロゴロゴロ…
「いって~! うぉっ…! あ~、いててててて……(>_<)」
俺達が迎えた”初めての朝”は、俺の強烈な腹痛と俺の絶叫で始まったとさ…σ(//ω//)テヘ
色気ねぇ~_| ̄|○
おわり♥