第15章 こたつで映画鑑賞
「もぉ、そんな可愛い顔して…。でも、ごめんね? やっぱりさ、イク時は一緒がイイじゃん? だから、もう少し我慢して? ね(・ω<)-☆」
ウィンクはいらね〜よ〜(>_<)
「だ、だったら…顔、見せて…よ…」
記念すべき“初体験”なんだ。
せめて初めての時くらい、ちゃんと顔を見ていたい。
「翔ちゃん…( இ﹏இ ) 俺、嬉しいよ…。分かった。ちゃんと顔見てしようね?」
”ディスコスター様”を俺に突っ込んだまま、雅紀が俺の身体をクルンとひっくり返す。
雅紀の顔が…近い…(⑉• •⑉)❤︎
「ふふ、翔ちゃん、好きだよ♥」
ゆっくりとすっかり男の顔をした雅紀の顔が降りてきて、俺の唇に柔らかいものが触れる。
なんだろ、これ…
超嬉しいんだけど…
それに、キスがこんなに気持ちイイなんて、
初めてかも…(〃ω〃)
「一緒に気持ち良くなろうね?」
軽く触れただけのキスはすぐに離れ、汗だくになった雅紀が俺に微笑みかける。
俺はそれに無言で頷いて答えた。
俺の足を両脇に抱え込み、雅紀が少しだけ腰を引く。
「ここからは一気にゴールまでイクからね?」
「お、おぅ、望むところだ…」
俺はフッと息を短く吐いた。