第15章 こたつで映画鑑賞
いつの間にか用意したのか、雅紀の手にはローションのボトルが握られている。
「やっぱりさ、初めてなんだから、あった方がいいよね♥」
そ、そりゃ当然だ!
目の前でボトルのキャップが外される。
「ふふ、緊張しないで? ちょっとヒンヤ~リするかもだけど、我慢してね」
下手くそなウィンクを一つかまして、雅紀が”俺様”の根っこを握り込む。
ガッチガチに腫れあがったその尖端から、トロッと冷たい物が注がれる。
「なんか…、気持ち悪ぃ…(>_<)」
勿論使ったことは有るが、自分に使ったことは…未だかつてない。
「これくらいでいいかな♪」
ローションをたっぷり纏った”俺様”を、雅紀の手が扱き始めたる。
「んぁっ…、だめだって、触ったら…」
ただでさえ今にも爆発寸前なのに、そんなことしたら…(>_<)
「ふふ、イキそう? でもごめんね? そんな簡単にはイカせてあげないよ」
雅紀が前髪をく括っていたゴムを引き取ると、それをあろうことか”俺様”の根元に巻き付けた。
「おい、それ、マジでキツイって…」
限界まで込み上げていた射精感を堰き止められ、俺の”俺様”が苦しさに悲鳴を上げる。
「外せ…って…」
苦痛を訴える俺に応えることなく、雅紀の手が俺の後ろに”また”回り、硬く閉ざしたそこを解きほぐすように、クルクルと撫で始めた。
ローションのせい、だろうか…
卑猥な音がすんですけどぉ…(ฅωฅ*)