第5章 出会い【リナリー】
その予想が実現したのは、数秒後だった。
恵土「めっちゃ上から目線!!;
お前なんもしてないだろ!!;(拳あげる」ぷんぷん
神田「うるせえ。お前の言う通り調べてやったろ」
リナリー「あ、だから蓮の資料がなくなってたのね」
おかげで調べられなくて
蓮のことが、分からないままだったのよね;
恵土「じゃかまし!!
鼻から水はいって死ぬかと思ったろ!;(半泣」
神田「うるせえ、溺れ死ね」黒
恵土「にゃにを!!??」
リナリー「それはひどいわよ、かんd…;」
その喧嘩を止めようと声をかけた時
神田が笑っていたことに、私は気付いた。
それと同時に分かったのは…
神田もまた、恵土元帥と同じぐらい喜んでいたということだった。
神田「まあ…よくやったんじゃねえか?」ふいっ
リナリー「…神田」
やっと、素直に言ってくれた(微笑&涙目)
神田「!(ぎょっ!!)
何で涙目になってるんだ?;」たら
リナリー「え?;」
恵土「リナリーを泣かすなあああ!!!」
ぐいっ!!
神田「おわっ!!」
どっぼぉおおおん!!!
神田「てめこの!!」
恵土「溺れろおおおお!!」
ばしゃばしゃ!!
ぎゃいぎゃい言い合いながら、互いを溺れさせようとする様は…
なぜか、とてもおかしくて
見ていて和んで、笑えて仕方なかった。
それから私は
二人の喧嘩を押さえることが多くなった。
と言っても…
しょうもない争いもあったわけだけど……;