• テキストサイズ

第0使徒【D.Gray-man】

第4章 出会い【ユウ】





そんな時、一つの言葉が脳裏によぎった。



マリ『エクソシストの人造化実験の事か?

全然…怒りで気が変になりそうだ…


それでもなんとか正気でいるのは……

君の…おかげかな。


君が側にいてくれるからだよ…

一人だったら、どうなっていたか分からない』

(↑
被験体になりかけていた所を神田に助けられた時の言葉)





あいつは…


ずっと、一人だったんだ――




俺たちとは、違う。






神田「…………

あいつは…俺とは、違う」


フロワ「…すまない。

随分と酷な願いだったかな^^;


忘れてくれ。

さっき話したことは」



神田「……

どうやれば救ってやれるかなんてわかんねえよ。


邪険には出来ねえ…


けど…

大事にしたいとは思ってる」




それが、今のところの心情だった。



あいつのことは、そこまで詳しくは知らない。


あほみたいなことばっかやる奴だってことだけは、知ってる。




でも…

人一倍、人の心を心配して、助けになろうと頑張ってる


本当にいい奴なんだってことも、解ってる。



人のこと心配している場合(状態)じゃなくても


変わらずに勝手に心配して

何とかして、力になろうとすることも……




そんなあいつだから…


なんか、放っておけない気になった。



/ 410ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp