第20章 終焉
デザイアス「で?
どうするの?千年公。
人、集まってきてるけど」
そう指さす先には
周囲から集まってくる、エクソシストたちがいた。
(その距離、50m)
千年公「そうですねえ…
とりあえず今は様子見で」
ロード「テキトー過ぎじゃん」
千年公「だってまだ眠ってますし」恵土指さし
ティキ「起きてからが本題?」
千年公「そう。
だからこそ、目覚めは王子のキスということで!!」キラン
『うわー;』
ティキ「メチャクチャイタイ、見てて;」
デザイアス「それに関しては同意見だよ;」
ロード「何だってそういうこと思いつくんだろ」
恵土「うーん;」
ロード「ほら、眠ってる恵土まで顔思いっきりしかめてる」
千年公「だって起こし方といったらそれでしょう!?
7000年の眠りから、やっと始祖神が起きる瞬間!!
それに一番必要なのが、最も愛していたものからの口づけ!!
=ティキぽんからのキス!;」
ティキ「それが寒いんだって;」
ロード「もう少しマシな方法ない?;
殴るとか」
デザイアス「それはいささか乱暴すぎないかい?;」眉ひそめ&腕組み
『う~ん』
そう僕らが考える中、千年公は…
千年公「ですからティキぽん!!;目覚めの口づけええ;」涙
泣き出しちゃった;
デザイアス「誰からも賛成されないで泣きじゃくってるよ。
ほら、やってあげれば?」
ティキ「いや、もうちょっと時と場合を選んでやりてえんだけど;
こっちとしては起きた瞬間に唇奪って、それで真っ赤になってアワアワしてるとこ見たい」
ロード「見ようとしなくても想像つくけどねえ」
千年公「何のほほんと話してるんですか!!;
もうすぐで結集してしまうんですよ!!?;」だああああああ(涙)
あーあ。
見なくても解るぐらい、泣きじゃくってる;
みんなから反対されて傷付いてるのもあるんだろうけれど…
もう少し別の方法考えつかないのかなあ?;