第19章 お引っ越し
現状整理
ユウとアレンが
私から見て、左側の扉の前で火花を散らしながら睨み合っていた。
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リナリーが駆けつけて、その左側の扉を勢いよく開けた。
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ユウとアレンが壁に吹っ飛んで、壁ドン&キスをした。
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ラビと私は目撃したが何も言えず、目を逸らすしかなかった。
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リナリーは扉の影に居る二人に気付かないまま
私の安否を確認して、安堵のあまり涙と共に抱き着いた。
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私にとっては
どちらかと言えば、私よりもユウとアレンの安否を確認して欲しかった。
以上;
リナリー「よかった;無事でよかったあああ;;
わあああん;」涙
恵土「あの、リナリー;
無事じゃない人が、そこに二人ほどいるんだけど;」たらたら
ラビ「無理さ恵土;
リナリーにとっちゃ今頭で一杯なのは恵土の方さあ…;」たらたら
神田&アレン『みいーたあーなあああ?・・』ボキボキ
ラビ&恵土『見てません!!;全然見てません!!・・;』滝汗&がくぶる
二人して拳鳴らさないで!;
リナリー「?どうしたの?(ぐすん」きょとん
恵土「いや…
まさか、ユウがホモだったとは思わなかったってだけで」遠い目&そっぽ向く
神田「不慮の事故だ!!」←壁ドン&キスした
ラビ「いやまあ…
アレンもアレンでクラウンベルト出しゃよかったのになあ;」ただただ苦笑
アレン「あまりにも急だったんで対応できなかっただけです!」←吹っ飛ばされてキスされた
恵土「もしかして二人共ファースト?
まっさかね~^^♪」←気を紛らわそうとした
神田&アレン『……』黒
え?何この気まずい空気;
ラビ「え?もしかして二人共マジで?;」
神田&アレン『死ねえ!!・・』
ラビ「って何で俺ええええ!!!!??・・;」
どかばきどこずこっ!!!!
やめろって二人共!!;
ぎゃああああああああああああああ!!!!!!;
凄まじい喧騒が、静かな病室に鳴り響いた。