第18章 真実【トゥルー】
ジョイド「十分、お前は戦ったよ。
孤軍奮闘バッカしやがって」
恵土「っ;」
その両腕を離すまいと、私は抱き返した時
ジョイド「俺にも背負わせろ」
恵土「ッ…;(ぶわっ!)
うあああああっ;;」
ジョイド「よしよし」ぽんぽん
その温もりが、嬉しかった。
背を撫でる時に触れる感触も、ジョイドの全てが…
いっぱいいっぱいになっていた心を、救ってくれたように感じた。
『どっちも捨てなくていい。
いっぱいいっぱいになったら、ぶつけたっていい。
ありのままでいいから、一緒に生きろ。
俺は、ちゃんと解ってる^^
離せって言っても、どこまで逃げてったとしても
絶対に離れねえからな!!俺が!』にや&キラン
撫でながら、耳元で
そう楽しそうに、優しくささやいてくれたのが
どうしようもないくらい、嬉しくて…
恵土「生きるよ;
辛くても、頑張って「一緒に」生きる!;;
一生、傍に居たい!!;」
ジョイド「ああ^^
俺も、お前と同じ気持ちだ」なでなで
好き…
ふと、そんな気持ちが
どうしようもなく、心の奥底から湧き上がって埋め尽くした。
恵土「ジョイド…(微笑&涙目)
愛してる(ぎゅう)
ずっと、ずっと…愛してる;」
強く、強く抱き締めた。
ジョイド「…ああ。
俺もだ。
恵土…お前を、愛してる」
ふっと笑う、その表情も…
その笑顔に、笑う自分も…
全てが、当時と被さった。
同じだった。
ジョイドと、トゥルー…
今のジョイドと、私……
どちらも大事で、違っているけど同じ。
私は…
ジョイドという存在の嬉しさに泣いて
泣いて泣いて…
泣きじゃくりながら、必死に縋りついた。
それにジョイドは、いつものように…
優しく口づけをして
それにきょとんとする私に笑って、再び抱き締めた。
恵土「…っぷw
あははっ^^//」
ジョイド「あっはっはっ^^//」
されたことを理解してから、遅れながらも笑い出すと
ジョイドも嬉しそうに声をあげて笑って
見つめ合ってから、再び
互いの存在を、温もりを確かめるように
しっかり抱き締め合った。
目を覚ましたのは
その時だった…