• テキストサイズ

第0使徒【D.Gray-man】

第16章 朝を越えて





そこには

リナや他の科学班の連中もいて、涙ながらに寄り添っていた。


駆けつけた瞬間、聞こえたのは…



リナリー「!恵土ちゃん!?」

恵土「タップ!」


タップ「イマ生きられルナら

一生ザンギョでもいイ…やぁ…」

ジョニー「タップ…!?」


涙ながらに語られた言葉。


と同時に

後頭部から、砂と化そうとしていた瞬間だった。



恵土「もう時間がない!)

はあっ!!」
ぱああああ!!!!

リーバー「い!?;」
チャオジー「!太陽っすか!?」


それを見た瞬間

左手で、鴉のように人差し指と中指を立てて触れ


左手の甲に模様が浮かび上がり

それが手の甲から外れ、タップを中心に光が瞬いた。



その時、周囲の目に映ったのは…

スカルにされた奴の砂化が治るだけでなく、完全に止まった所だった。



クロス「!!これは…)

禁忌…だと?誰が…(はっ)


(俺が魔術を教えたのは…教団内で、ただ一人)

恵土か!?」だっ


その時、走り寄ってくる人が見えた。



クロス(間に合うか!!?)


恵土「オン」
ぼっ

ジョニー「!タップを変えた時の光!?」
リナリー「元帥!何を」
恵土「a(アバタ)、u(ウラ)、m(マサラカト)

導式改造(オン・マギジバ)、閉(ヘキジ)!!!」


かあっ!!!



そう白い光が瞬いた瞬間…


スカルの姿が…

光と共に、元の姿へと戻った。


/ 410ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp