第15章 襲撃
ラビ「力ねえな、恵土ぉ」
恵土「弱ってんだよ;」
神田「ふんっ」
それでも、あんな馬鹿げたやり取りをしたのは…
どこか、安心させたかったのもあるのかもしれない。
そう、ふと思っている中
負ったはずの傷を見ると消えていたわけで…
神田「あの時…
建物を直した時の「白い光」で、俺たちも治したのか」
ラビ「あー。だからか。傷が全部治ってんの」
恵土「でも疲労感までは治せないから;」
神田「ちっ。無茶ばっかしやがって」
恵土「無茶じゃないレベルです」ぜーぜー
神田「さっきからずっと息荒れてんじゃねえか」
そう会話する中、Level.4は再び暴れようとしていたが
クロス元帥が銃弾を撃ち込んで、一方的に倒しかけていた。
上にあがろうとするLevel.4に対し
クラウンベルトでモヤシが押さえつけ
リナと共に上へあがりながら切りつけたわけだが…
その扉の上に、ソカロ元帥とクラウド元帥がいるのが見えて
頭だけが落ちてきた。
神田「…全て計算済みか?」
恵土「?」
神田「炎も消したんだろ、お前のことだから」
恵土「さあ?」にまっ
神田「ちっ。
無茶以外何も出来ねえの間違いだったか?」
恵土「心配してくれてありがと^^」
神田「別に。そんなんじゃねえ!//」ふいっ
ラビ「お~お~。でれでれだ」にまにま
神田「うるせえ」
恵土「可愛いねえ」ぷくく
神田「黙れ」
なんだこの二人、きゃぴきゃぴしやがって(イラッ)
恵土「…なんっつぅかさ」じとー
クロス「ん?」
恵土「Level.4、実験サンプルにするんじゃなかったの?
頭撃ち抜いてどうすんの;」
クロス「手が滑った」いけしゃあしゃあ
恵土「絶対嘘だ)…」じーー
クロス「…」つーん←そっぽ向いたまま
そうして…
長い朝は、終わりを告げようとしていた。
が、一つだけ問題が残っていた。