第7章 出会い【ロード】
結局…
アクマは無事退治したものの
神田&恵土『むっすー!)…』お互いそっぽ向く
私とユウは、少し離れた場所で座っていた。
リナリー「両方悪い!
それは確かに神田もやり方が悪かったけれど
それで同じことをしてちゃダメじゃない!」
恵土「ん;」
んでもって説教受けてる;
リナリー「それに神田も神田よ!
一々そこで張り合ってる状況じゃなかったでしょ!!
喧嘩するなら教団か戦闘外でして!」
神田「…悪い;」
各々謝ってはいるものの…
リナリー「はい、お互い謝る!」溜息&腰に両手当てる
恵土&神田『……………
悪い』
間が長いのはいつものことだ;
お互い、どっちかが先なら負けた気がするため
どうしても先に謝りたくない。
その結果
どちらも互いのスピードに合わせようとしてしまい、遅くなってしまうのである。
リナリー「よし。
アクマ退治は終わったから、次はイノセンス捜索ね」
神田「もうないんじゃねえのか?」
リナリー「え?」
恵土「うん。イノセンスの気配がしない。
ぶらり旅の元帥の持つイノセンスを追っていたか
アクマを紛れ込ませての情報収集か
それともイノセンスを壊されたかって感じだ」
神田「そうだな」
淡々と呟かれる中
異常現象がないかだけでも確認を取ろうという話に落ち着いた。
恵土「…もう、24歳か」
リナリー「え?」
恵土「いや…
そろそろ結婚考えないといけない年だよなーって思って」
二人『!!??・・』
肘をついたまま、ポツリとつぶやくと…
その瞬間、空気が固まった。