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【名探偵コナン】生まれ変わったら新一の姉でした。

第18章 〜10億円強盗事件〜





ーーーーーーーー工藤邸



椎奈「今すぐ赤井秀一さんに電話して、広田雅美が証人保護プログラムを使う権利をもぎ取ってください」




村田「ごめん、いきなりすぎてよくわからない」





夜になり、私は和人お兄さんと家で例の話をすることになった


そして開口一番に言ったのがさっきのセリフだ




椎奈「10億円強盗事件の首謀者は広田雅美さんです。広田雅美さんの本名は宮野明美。宮野明美さんは、妹と組織を抜けるべく組織の指示で動いています」




村田「!!」


椎奈「このままでは、彼女は組織に殺されてしまう…。記憶が正しければ、赤井さんはすでにFBIとばれて組織を抜けたはずですから」


村田「…なるほどな…」




彼はしばらく考えると、携帯を取り出して電話を始めた


私はリビングを離れて、飲み物のお代わりを取りに行った




村田「もしもし、ライ。久しぶりだな…今は赤井秀一ってところか」


赤井《スコッチか…。久しぶりだな》


村田「単刀直入で悪いんだが、今すぐ宮野明美が証人保護プログラムを受けれるようにFBIを動かしてくれないか?」


赤井《!!明美にアレを?どういうことだ》


村田「ああ。彼女はどうやら、妹と組織を抜けるために彼らの指示で動いているようだ。たしかお前が組織に入ったのは彼女経由だったな?お前がFBIだと分かり、組織に入れた宮野明美が今度は始末される」



赤井《…そうか…》




その時、ちょうど私がリビングに戻ってきた。


同時に赤井さんの声が、悲しい響きをもって私の耳に入ってきた



私は和人お兄さんに携帯を貸してくれるよう手で合図し、それを見た彼から携帯を受け取った






椎奈「もしもし、赤井さん。お久しぶりです。スコッチさんの件以来ですね、覚えてますか?」




赤井《!!あの時の少女か…》




椎奈「はい。明美さんのことはいきなりの話で混乱していると思います。ですが、私は妹さんと一緒にいたいと願う彼女を助けたい。そのためには証人保護プログラムが必要なんです。…お願いできますか?」



赤井さんは、宮野明美さんを本当に愛していた。この救済は、彼らの幸せも含まれている



…お願い、手伝ってください!!
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