第13章 〜お兄さん'sに報告します〜
萩原「………なぁ、俺たち空気じゃね?」
松田「だな…」
村田「とりあえず、この二人の間を引き裂こう」
空気とかした3人が、とりあえずその後に零お兄さんと私を引き離した
なんだか残念な気がしたが、それではいつまでも終わらないので特に気にせず流されるままになった
そこから、アメリカであった出来事を話した。
最初は観光の話をし、次に仕事の話をしたのだが…
椎奈「CMの撮影結構時間かかったんだよね〜。おかげでミュージカル見れなかった…。あ、そういえばシャロン・ヴィンヤードさんがお母さんと一緒にいたんだ」
降谷「!なんだって?」
椎奈「お母さんのお友達みたいだよ?特に危険なんてなかったし」
村田「その言い方…椎奈は組織の人間だって気づいてたのか?」
椎奈「うん」
サラッと答える私に、みんな呆れてため息をついた
降谷「君は組織の人間の恐ろしさを分かってないのか?!」
椎奈「分かってるよ。でも、友達を傷つけるような人じゃないし」
村田「…!」
椎奈「それに恐ろしいといえば、通り魔手当てした時のがすごかったよ…」
………………………。
5人「「「「「はあああああああ?!!!」」」」」
一瞬の沈黙のあと、5人が声を合わせて叫んだ。
萩原「ちょっと?!ちょっと#MAME1#ちゃん?!」
松田「お前、なんでんな危ねぇ真似すんだ!!」
村田「君は危機感がなさすぎる!!」
伊達「死にたいのか?!!」
降谷「やったことは立派だが、無茶をするんじゃない!!」
椎奈「は、はい…」
5人が身を乗り出して口々に注意するので、なかなかの気迫だ
思わず返事をしてしまった
椎奈「すみませんでした!」